セミントラとは?

猫の「慢性腎不全」の新治療薬

セミントラとは?

猫の死因、第一位の「腎不全」

猫の親子 窓から外を見る

猫の死因のトップの病気である「腎不全」。特に「慢性腎不全」は、数ヵ月から数年かけて次第に腎臓の機能が破壊され慢性的に機能不全になった状態をいいます。

腎臓は、本来血液中の老廃物がろ過されて、尿として排出するという機能を持っていますが、老廃物の一部が尿の通り道(尿細管)に目詰まりすることで腎臓の機能が低下します。

そして腎臓の機能が正常に働かなくなり始めた、つまり破壊され始めた腎臓の組織は回復することがなく、次々と機能している組織も破綻してことになります。

この腎臓の機能の低下により尿が作られなくなると、老廃物が体外に排出されずに蓄積され、「尿毒症」と呼ばれる状態になってしまいます。

「尿毒症」になると、むくみ、だるさ、吐き気、食欲不振などのほか、呼吸困難、出血症状などのさまざまな症状が出ます。

猫の場合、5~8歳で急性腎不全になってしまうことが多く、そのうち5割(半分)以上の猫が改善せずに慢性腎不全になっているといわれています。

セミントラとは?

現在、猫の腎臓の機能が正常に働かなくなった、つまり破壊された腎臓の組織を、元の正常な状態に完治させる療法は、現時点では存在しません。

そのため腎不全の治療は、残されている組織にかかる負担を軽減する薬剤を用いて、腎不全の病状の進行を抑制するいわゆる「対症療法」が中心となっています。

その腎不全の新しい治療薬として優れた効果が認められているのが『セミントラ』です

『セミントラ』とは、有効成分のテルミサルタンを含有する猫の慢性腎臓病の治療薬です。

セミントラの有効成分であるテルミサルタンは、血管を収縮させる物質であるアンジオテンシンⅡが、血管の特定部位に結びつくのを防ぐことで、血管収縮を抑えます(血圧を降下させます)。

腎臓というのは、働きが悪くなると余分な水分や塩分の排出ができなくなり、血液量は増加し血圧が上がりますが、セミントラの有効成分により、血圧を下げることで、腎不全の病気の進行を抑制し、腎不全末期への進展を防止します。

その上、腎臓の輸出細動脈を拡張することで、糸球体内圧を低下させて、たんぱく尿の漏出を緩和します。テルミサルタンは、99%以上が胆汁を介して便中に排泄され、排泄が腎機能に依存しないことから、腎臓へ負担をかけない薬剤です。

 

◆ 「セミントラ猫用(Semintra) 4mg/1本100ml」


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◆「セミントラ猫用(Semintra) 4mg/1本 30ml」


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